畳んでるときに端っこで出てるとこだけがヤケて色が飛んでしまったお着物。

日光や蛍光灯、また箪笥の中に充満したガスなども原因の一つといわれてます。

外的要因以外に着物自体の染色堅牢度も大きく関係し、同じように保管・展示しててもヤケてくるものとどうもないものとが出てきます。ただこれは染の段階で決まってしまうので、残念ながら自分で堅牢度をどうこうすることはできません。ちょいちょい箪笥から出して陰干しする、やっぱしこれが簡単かつ効果的な予防策やと思います。

で、なってしまったものはちゃちゃっと直したらいいんです。この程度だと3,000円くらいです。全体的なヤケでも全体の染替えもできますし。それも解かずにできますし。（それはまあまあします）

ただ実際のところ、着用してる着物が少々ヤケててもそうそう気付きませんけど。