ひさびさにタンスからきものを出したらカビがはえてた、なんてことを経験された方も多いのではないかと思います。
実際、結婚時に喪服を仕立てて、いざご自分のお母さまが亡くなられたときに着ようと30年ぶりくらいにタンスから出すとカビだらけで、結局レンタルした!一度も着てないのに!なんてことも聞きました。
カビのいやなとこは、着用してなくてもついてしまうこと。むしろ着用せずにほったらかしにしてる方がまずい気がします。
写真はすこしカビっぽいなと思ってたきものに水の霧をかけたとこです。
表面的にはたいしたことなくても、生地の中では着々とカビが勢力をのばしてるんです。
さらにその度合いによって、丸洗い(ドライクリーニング)だけで落ちるもの、水洗いをしないと落ちないもの、カビを落としてもカビ跡が変色してるもの、と様々で当然金額もだいぶ変わってきます。
ちょいちょい着ることが一番簡単な予防策かなと思います。